◆東方MTG妄想デッキ/5C中速コントロール(パチュリー・ノーレッジ)
◆東方MTG妄想デッキ/5C中速コントロール(パチュリー・ノーレッジ)
 ということで、今日はちょっと変わって、東方MTGです。

 これは、リンク仲間である、「生息条件(島)」という方が行っている、『東方MTG妄想デッキ』という企画です。

 何かというと、要するに、東方projectのゲームシリーズに出てくるキャラクターの中で、そのキャラクターが使いそうなデッキを考えて、それを説明とともに公開する、というものです。

 その方は、私の大好きなパチュリーのスタンダード版デッキを公開してくださいました。
 リンク先はこれです。
http://seisoku.diarynote.jp/201307030025441024/


 それにとっても刺激を受けて、レガシー版としてのパチュリーデッキを公開させていただきます。

 ちなみに、私以外でも、白夜さんなどは、レミリア版のデッキを公開してくれるようです。


 なんていうか、こういう企画に参加するのは初めてで、なかなか恥ずかしいものがありますね。

 でも、私自身、普段から好んで5色デッキを使っているのは、パチュリー好きの影響がとっても大きいため、ちょうどよい企画でもありますね。


 私の中のパチュリーは、クールで知的、自分の図書館に引きこもり、様々な文献を読みあさっている。
 つまり、書物などを通じた知識や、身内から伝聞で知った知識を元に、デッキ構築を行なっています。

 オリジナルデッキも作りますが、多くは何らかの形で知ったデッキを参考に、自分なりのアレンジをしたデッキをつくり上げるイメージです。

 ひきこもっているため、他人のアドバイスを聞く機会がほとんどなく、自分の脳内でこねくり回して作成したデッキになりがちで、なかなか他人に理解されにくい、一見変わったデッキを組む傾向があるイメージです。


 当然、5色。
 なぜならば、様々な色の特徴を備えていれば、その分多くのものに対応できるからです。
 (パチュリーの魔術は、五行+日と月の2属性の属性魔法を使用します。七曜と呼ばれ、要するに全属性です。)

 また、パチュリーのセリフの中にこういうものがあります。
 「物には必ず属性がある。属性は弱点と同じなの。
  弱点さえ見つければ、どんな者にも勝てるわ。」

 そのため、どんな属性にも対処ができるように、すべての属性の呪文を備えているわけです。



 ということで、前置きが長くなりましたが、レガシー版のパチュリーデッキです。



<ヨクバリ計画 5C中速コントロール>

フォーマット:レガシー
仮想使用者 :パチュリー・ノーレッジ
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8(ニコニコ大百科)

1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
1 《Badlands》
1 《Volcanic Island 》
2 《Underground Sea》
2 《Scrubland》
1 《Tundra》
2 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
3 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》

22 lands

4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

12 creatures

4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《思案/Ponder》
2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《罰する火/Punishing Fire》

4 《Hymn to Tourach》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》

1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》

4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

2 《拘留の宝球/Detention Sphere》

38 spell

サイドボード

2 《非業の死/Perish》
2 《被覆/Envelop》
2 《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1 《Nether Void》
1 《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《古えの遺恨/Ancient Grudge》


 見てのとおり、エスパー石鍛冶をベースとした、罰する火ギミックを搭載したデッキです。


 今回のデッキは、文献や身内から聞きかじった、石鍛冶デッキを、パチュリーらしく5色にアレンジしたらどうなるか、というデッキですね。


 このデッキでは、

 膨大な知識と研究(渦巻く知識と思案)により、魔導書(ライブラリー)から必要な呪文を探し出し、的確にプレイをする。
 また、高い魔力を利用して、何度も繰り返し呪文を唱える(罰する火)。

 また、錬金術のスペシャリストのため、それを転じて武器の精製、エンチャントもこなす。(石鍛冶の神秘家)(参考 画像2 負け組みクラブ 『お願いレミリア』より、P3、P7)

 小悪魔(ヴェールのリリアナ)をしもべとし、小粒でギミックを持った下僕を召喚するというイメージです。

 
 
 デッキ的にはわりとガチなつもりです。

 なんといっても、パチュリーは東方の世界観の中でも、トップクラスの知識を所有しているという設定です。なんせ、賢者の石を独自に精製してしまうほどです。
 そんなパチュリーが組んだデッキが弱いわけがない、むしろパチュリーが組んだデッキならば、ある程度は大会で結果を出せなければ嘘ではないか、というのが根本にあります。


 白色の強みである、「石鍛冶の神秘家」からの装備品。「剣を鍬に」による万能除去。「未練ある魂」によるトークン生成。

 青色の強みである、「渦巻く知識」等の軽いドロースペルで安定性をアップ。そして各種カウンターによってコンボや致命的なカードを防ぎ、とどめの神ジェイス。

 赤色の強みである、同系、多くのデッキに対する特攻策である「罰する火」。

 黒色の強みである、「ヴェールのリリアナ」「Hymn to Tourach」による生贄除去とハンデス。墓地対策。

 緑色の強みである、「強情なベイロス」による高タフネス+ライフゲインによるジャンド系デッキ耐性。「死儀礼のシャーマン」も黒と緑のマナを出せるため、完全な形で使える。


 という、各色の強みが詰まっています。パチュリーらしく、すべての属性の呪文を活かした構成だと思います。


 なかなかこじつけが多くなりましたが、やはりパッチェさんは5色デッキが一番似合うと思います。
 1色よりも2色、2色よりも3色と対応できる範囲が増え、最終的に5色が一番対応力が増えるというわけですね。5色こそが七曜の魔女に相応しい色ではないかと思います。

コメント

ぬころん
2013年7月6日23:39

負け組クラブさんの丸顔絵いいですよね、昔同人買ってました

こういう構築センスある人尊敬します。5色ながら基本土地も入っているとは・・・

Sakai
2013年7月6日23:48

全然ガチじゃなくなるけど賢者の石っていうと、太陽の目覚めとか、太陽の掌とか、コンフラックスとか、メールシュトロームネクサスとか、そっち系のイメージもあります。
僕の嫁は太子様なんで、mtg的にはあんまりですね

ななわり
2013年7月7日0:17

パチェさんは全知デッキなイメージ(賢者の石とかアカシックレコード的な)
全知からの世界火でロイヤルフレア的な。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年7月7日0:29

>ぬころんさん
あの絵はいいですよね。可愛らしくて味があります。最近、総集編も出ていましたね。

構築を褒めて頂いてありがとうございます。デッキビルダーの端くれとしてはとても嬉しく思います。
基本地形がないと、どうしても土地破壊に弱くなってしまうもので・・・何も出来ずに負けると悲しいですもんね。

>Sakaiさん
そっち系のイメージもありですね。それも結構しっくりきますb
賢者の石は本当にロマンをかきたてられます。

あと、太子様いいですね。まさかあの方が幻想入りとはびっくりでした。
あの方の宝剣にこじつけたデッキとかも面白いかもですね。

>ななわりさん
全てを知ることから、全知は本当にあいますよね。他にはバベルの「機知の戦い」とかあいますね。ただ、そのあたりはデッキ的に苦手なので断念。

ロイヤルフレアというデッキ名では、以前スタンダードで、出産の殻から「ぬいぐるみ人形」をサーチして「冒涜の行動」を打つデッキを使っていました。あんまり使う機会が多くなかったですが、そっちも結構強かったですね。

生息条件(島)
2013年7月7日0:56

妄想企画に参戦していただき、誠にありがとうございます。

やはりレガシーで組みますと、5色の万能さがより引き立ちますね。
それに、パチュリーのキャラクターや各カードの捉え方も深みがあり、とても楽しんで読ませて頂きました。
流石のパチュリー愛。
私のような付け焼刃とは、レベルが違いますね。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年7月7日9:50

>生息条件(島)さん
いえいえ、こちらの方こそ素晴らしい企画に参加させていただき、ありがとうございます。

土地の関係上、レガシーの方が5色で組みやすいですもんね。
私なりの怪しいパチュリー理論ですけど、楽しんで頂ければ何よりでした。

あと、そちらの愛も素晴らしいものだと思いますし、何より愛のレベルを競うものでもないですし、本当に今回はありがとうございました。

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