ズバリ言って、現段階での結論になります。

 総まとめでもあります。



 まず、きらめく願いの特性として、重要な強みは2点です。

 それはまず、メインボードでサイドカードを使用できる、という特性になります。

 これは、特定のデッキに劇的に効くが、メインには入れることの出来ないカードを使用できるという1点において、非常に有効です。
 特に、勝ちパターンが1つしか無いデッキに対して、「殺戮遊戯」をサーチしてきた時などが非常にわかりやすいですね。
 ただし、早いデッキに対しては、ソーサリー対でサーチをするタイムラグがあるため、不利になりがちです。


 次に、願いを利用することによって、特定のコンボパーツの水増しができることです。
 メインにそのカード3枚+願い4枚でそのカードをサイドから1枚もってくる、というヤツですね。
 現在流行している、モダンのジェスカイコンボもコレを利用していますね。
 
 そして、レガシーで活躍している「願い」を使ったデッキはほぼコレです。
 また、特定のカードをを持ってくるだけではなく、他の対策カードも持ってこれるため汎用性もあります。



 さて、この2つの利点なのですが・・・2つ目の利点は実に分かりやすいです。
 メイン戦が終わっても、「願い」カードを減らす事なく、そのまま2戦目に突入することが出来ます。


 それに対し、1つ目の利点だけだと、メイン戦後は、サイドカードをメインに移し、「願い」をサイドアウトすることが無難になってきます。
 なんせ、持ってきたいカードがすでにわかっているわけですしね。

 となると、メイン戦であった優位は完全に失われるわけですね。



 つまり、結論として、
「きらめく願い」を使う以上は、コンボ要素を入れよう

 というわけですね。


 一応は、利点1だけでデッキを組むと、昨日の日記のようなデッキになります。
 ただ、コンボ要素がないため、利点2がありません、
 そのため、メインでは相手によっては致命的なサイドカードを使えるものの、もっさりとした動きになってしまいます。  
 つまり、現状流行している、青赤デルバーや赤バーン、カナスレのような相手に対しては、不利になりがちというわけです。

 そのため、その不利になるのを許容してまでも、サイドカードを使えることに意義を見いだす必要があるかどうか、という話になるわけですね。


 現状モダンできらめく願いが流行しているのは、レガシーと違い、「不毛の大地」「もみ消し」のような軽すぎる土地縛りがなく、他にサーチカードが存在しない、という2点が大きいと思います。

コメント

スライ信者
2014年10月4日22:44

補足としてレガシーを例に出すと

最近は大会等でも見かけませんが
緑黒主体のThe Rock(マルカデスとも呼ぶ)に生ける願いを入れたたいぷがありました。
タッチ赤で燃えたつ願いを入れたタイプ、タッチ白できらめく願いを入れたタイプも作られました。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2014年10月6日22:21

>スライ信者さん
そうですね。マーベリック系に生ける願いを入れたりとか、色々バリエーションがあって面白いですね。きらめく願いが使われていたとは初耳で、正直びっくりですが・・・

結局今だと、早いコンボ以外だと、ニックフィットで、赤願いで風景の変容を持ってきたりくらいですかね。
今の早い環境だと、コンボ以外はテンポが遅くなるのが致命的なのかもしれませんね。

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